ボトックス注射とは?

ボトックス(botox)とは、アメリカの製薬会社「アラガン社」が開発した製品で、A型ボツリヌス毒素から抽出した成分です。ボツリヌス毒素は、本来は毒性の高いものです。しかし、人体に有害な作用をする部分はとりのぞいた上で、美容・治療に効果をあげる製品として、利用されているのです。

 

ボトックスには筋肉を弛緩させる作用があります。顔にできる「しわ」は、筋肉が緊張して形作っている場合がありますので、その緊張をボトックス注射によって、緩めてあげることで、しわが目立たなくなる効果が、あるかもしれません。

 

たとえば、目尻のしわは、本来「笑いじわ」として、性格のよさを現すようなしわと、いえるのですが、眉間のしわは「怒っているように見える」という場合もあります。こういったしわの悩みを解消する手段として、ボトックス注射が用いられます。

 

 

塗るボトックス

塗るボトックスといわれるものがあります。しかし、塗るボトックスには、A型ボツリヌス毒素から抽出した成分を含む「ボトックス」は、実は入っていないのです。これは、「アルジルリン」という成分を用いるもので、アルジルリンは、ボトックス注射が法律で禁止されているスペインで、同様の効果がえられる「塗りぐすり」として、開発されたものです。塗るボトックスの効果は、注射に比べたら劣るとされています。ボトックス注射の料金は、部分治療だけでも3万円〜5万円程度、顔全体を施術してもらう場合には、10万〜30万円という費用が生じます。しかし、塗るボトックスなら数千円〜1万円台で購入することができ「お手軽」に楽しむことができます。

 

 

ボトックスの副作用は?

ボトックスは、副作用が少ないといわれています。アレルギーなどの副作用があまりありません。また、基本的には「注射」「塗る」のいずれかであり、メスを使わないため、プチ整形の分野でも人気が高まっている手段のひとつです。また、顔だけではなく、ふくらぎへの痩身効果を期待して、利用されている場合もありますし、多汗症・わきがの治療などにも、用いられています。ただし、ふくらはぎの脂肪吸引や、わきの下の皮膚を切除してしまう手術などの方法よりも、ボトックスの「効果」が薄く感じられるのは、やむをえないでしょう。